ブログの作者が、シンガポールのカフェで、娘に授乳しながらティータイムを過ごしたところ、ちょうど授乳週間だったため「授乳したママに感謝して」お会計が無料になったそうです。作者は次のように感動を表現しています。
「おっぱいあげるなんて、もうこの3年ずっと続けていて、誰にも感謝されることなく、ただただ普通に日々の営みとしてこなしてきているのに、まさかのまさかでこんな形で第三者に感謝状をいただけるとは。しかもこのカードの内容があまりに感動的で・・・中略・・・こんな素敵なカフェがシンガポールにはあるんだよ!!日本がんばれ!やれば出来る!」
(ブログ作者の意訳より、引用) 素敵なママへ!
あなたのお腹にその小さな命が宿ったその瞬間から、あなたが「与える」ということに勤しむようになったって知っているよ。
それはささいなことかもしれない。コーヒーを飲む量を控えたり、お刺身を食べるのを止めたり。 もしかしたら夢や希望をしばしの間諦めた人もいるんじゃないかな。
自分の身体全部をこの新しい変化に捧げ、気持ちさえも新たな心配事に押し倒され、 心もさまざまな痛みに耐えてきた。
誰にも邪魔されず眠ることや、自由に過ごす週末さえ叶わなくなったよね。 犠牲と責任、そして新たに芽生えた愛の世界へ踏み出したあなた。
母であることは大変なのに、人知れず、けれどとても神聖なもの。 母であることを選んだあなたを 私たちは誇りに思います。
いつも「与え」てくれてありがとう。 今だけは「与えられる」ことを楽しんでいただければ。
これは私たちからのほんの小さなプレゼントです。
愛をこめて Food for Thought
みんなのMITORI・研究会では、日本の母親たちにも、こんな素敵なメッセージ(言葉のプレゼント)を贈り、具体的な地域サービスにつながっていく企画を推奨していきたいと思います。
さらに、このような企画を“ケア職”と呼ばれる方々にも広げていきたいのです。
皆さんは、地域の中の“ケア職”と呼ばれる職種をご存知ですか? 看護職や介護職の方々です。 ケア職の方々は、職業としての報酬こそ得ているものの、日々、患者・家族・お年寄りに“与えることに勤しむ”職業なのです。
そんな、ケア職の存在にも気づいていただけませんか?そして、日々、感謝の言葉と、それぞれの地域での独自のサービスが広がっていってくれたら~と願い、目標にしたいと思います。