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家族のために五感をとぎすますこと

近藤和子

在宅医療の勉強会が この5月28日(土)第4回目を迎えます。

テーマは

「事例で語る、地域包括ケアシステムの実際」

です。

地域包括ケアシステムは、 可能な限り住み慣れた地域で、 自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるような、 地域の包括的な支援・サービス提供体制をいいます。

そうした

「しくみ」を備えることはもちろん大事なのですが、 私たち自身の感情の備え 感覚の備えも、

大切なことだと思います。

実際に身近な人が困っているときや、 看取られるとき、 私たちの感情はどうなるのでしょうか? あるいはどうあるべきなのでしょうか?

今後、家族は、 家族の身におこる顛末をどのように引き受けていくのかを、 真剣に考えなくてはならなくなります。

家族は誰でも、

いつかは病気になり、亡くなりますから。

それにどう向き合い、 どんな命の選択をまっとうしていくのか。

そんな

心の準備そのものが家族の繋がりを強化したり、 伝統を紡いでいく手段になったりしていきます。

家族を営むということは、 家族のいのちを引き受けていくということ、 生まれることと死ぬことの両方が、 家族に委ねられるということです。

その両方に活かせる有効な家族のスキルが、 五感を意識しておくこと。

見ること、 聴くこと、 触れること、 嗅ぐこと、 味わうこと、です。

なぜなら家族を営むということは、 家事と家計をやりくりすることだけではなく、 一人ひとりが、家族を癒す手立て(知識やスキル)を学んで 体得していくことでもあるのだと思います。

親子で、夫婦で、 家族どうしが実際に5感をフル活用して≪触れあう≫ことで、 みえなかったことや、気が付かなった感情に、 敏感になれるのだと思います。

そこで今日は、

わたしたちの勉強会でいつも、 会場のロビーで展示及びデモンストレーションをしていただいている Stillaアロマテラピースクール主宰、富田 ゆかさんの、 ワークショップをご紹介させていただきます。

彼女のアロマテラピストとしての魅力と、 彼女が伝授するStillaアロマテラピーの一端を知ることのできる、 ワークショップです。

あなたの暮らしと日常にうまく取り込んで、 これからのあなたの人生に役立ててください。 見て、聴いて、触れて、あなたの5感で感じてみてください。

これが家族ならではの癒しであり、 特効薬となりうることを知って欲しいのです。

これからも、推薦したい人を推薦していきます。 参考になさってみてください。

あなた自身の目と耳と鼻と肌感覚で感じて、 ご家族に活かしてみてください。


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