5月1日、
≪市民グループ・みんなのMITORI・研究会≫が主催する勉強会として、
「在宅医療の勉強会」が、 読売新聞の告知欄に掲載されました。
≪市民グループ・みんなのMITORI・研究会≫ として一般新聞誌に紹介されたことが、 とても嬉しいことでした。
まさに「市民権を得た」という思いです。
それは
〇私自身がまず看護職という立場を離れて良い市民になろうと思い、 〇良い市民として必要な情報はなにかという視点で企画し、 〇良い市民の立場で、専門家にニーズをつたえられるようになろう
と立ち上げた研究会だからです。
良い市民と専門家の間に橋を架けられるように、 対話を試み、そして変化を実現させていきたいと考えているからです。
立場が異なれば、見え方が変わり、感じ方が変わります。 どれが正解だというのではなく、どちらも正解。
ただ、市民にとっては専門家の情報は、 理解の難しいことが多いものです。
その調整には、 いわゆる”専門バカ”にならずに、 もっと生活者にあわせた情報発信の工夫を求めることも大切です。
一方で、 市民の側も変わらなければなりません。
いのちにかかわる問題解決において、 医療の世界では驚くほど専門化がすすみ、 様々な変化発展を遂げています。
一般市民の世界からはその経過が見えてなくて、 相変わらず、ドクターとナースは
ヒエラルキーの権化であるかのような認識から 一歩も変化していないという様子も目の当たりにします。
在宅医療における看取りの場面でも、 最近特に感じたエピソードと、私が考える解決策について、 これから紹介していきたいと思います。
これからの活動も
あたたかく見守っていただけますと嬉しいです。
注意:便宜上「ドクター」「ナース」と総称しています。 (ひとくちにドクター、ナースといっても、例えばナースを例にすると正看護師・准看護師・助産師・保健師・養護教諭・がんや糖尿病等の各種専門看護師・精神科領域のリエゾンナース・教職関係の看護職も教育体系ごとに教授・講師等々様々な具体的な役職名があります。)