近藤です。
在宅医療の勉強会でもいつも熱心にご協力くださっている、
福井千絵さんが先日行った研究発表を
ご紹介させていただきます。
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はじめまして。 東京大学大学院医学系研究科家族看護学教室に所属している、大学院生の福井千絵と申します。
2015年11月から2016年11月に開催された、みんなのMITORI研究会が主催する全6回の在宅医療の勉強会においては、司会・進行などのボランティアとして関わらせて頂きました。
このたび、平成29年2月4日、5日に福岡県久留米市で開催された第24回日本ホスピス・在宅ケア学会に参加し、「看取りに焦点を当てた在宅医療の勉強会における一般市民および医療・福祉関係者への影響」という研究テーマでポスター発表をして参りましたので、ここに報告させていただきます。
本学会では、介護職員、介護支援専門員、看護師、医師など現場で活躍されている方が多く参加されており、看取りケアに関する現場での実践が多く発表されていました。
今回発表させていただいた研究は、みんなのMITORI研究会代表・近藤和子先生と東京大学大学院医学系研究科家族看護学教室との共同研究であり、前述した全6回の在宅医療の勉強会において配布したアンケートのデータを分析することにより、勉強会後における一般市民および医療・福祉関係者の変化を捉えることができました。
今回、「死生観」というセッションでポスター発表を設けさせて頂き、多くの方に御参集いただくことができました。
本学会の参加者にとって関心の高い研究テーマを提供できたと考えております。
この場を借りて、アンケートに御参加くださいました方々に御礼申し上げます。
今後は更なる推敲を経て、論文にて成果を公表させていただきたいと考えております。
最後になりましたが、皆様の御力添えに心より感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
本研究に関する情報 研究課題:「看取りに焦点を当てた在宅医療の勉強会における一般市民および医療・福祉関係者への影響」 著者:福井千絵1)、目麻里子1)、近藤和子2)3)、上別府圭子1)
所属:1)東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻家族看護学分野
2)マザーリング&ライフマネジメント研究所
3)みんなのMITORI研究会 掲載:ホスピスケアと在宅ケア 2016 Vol.24 No.3(通巻68号)P. 395
(日本ホスピス・在宅ケア研究会 2016年12月25日発行)
参考:第24回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会(公益財団法人在宅医療助成 勇美記念財団 助成事業)URL: http://www.nksnet.co.jp/jshh24_kurume/
東京大学大学院医学系研究科家族看護学教室
大学院生 福井千絵