新年あけましておめでとうございます。 戌年の2018年のスタートですね。
2015年に発足させた みんなのMITORI研究会ですが、 これまでの勉強会を、皆さまのご協力と、 公益財団法人在宅医療助成 勇美記念財団の助成によるご支援で、 継続してこられました。
2018年からは、 一般財団法人日本尊厳死協会さまの、 特に関東甲信越支部様との協同で、 継続していきます。
みんなのMITORI研究会が模索する ≪看取り・新時代≫というテーマは、 在宅医療への理解を抜きにして語れません。
そして 在宅医療と、リビング・ウイルの普及とは、 非常に近く、深い関連性があるテーマです。
どちらも、
人生の重要な選択肢を、
自ら選んでいくということです。
在宅医療というのは、 病院のベッドが少なくなったから代わりに自宅で・・・ という代替案的な発想ではなく、
私たちひとりひとりが自分の意志で、 人生の終え方を選択をするということなのです。
そこで、みんなのMITORI研究会は
その意味と実際を見たり、聴いたり、迷ったり、 語りあったりできる場を目指しています。
知識の仕入れがそれぞれの必要に応じてできるように。 今年も在宅医療とリビング・ウイルの啓発活動に主力を注いで参りたいと思います。
まず、 ≪リビング・ウィル・トークサロン≫を 日本尊厳死協会関東甲信越支部との共催で 2018年2月23日(金)午後6時から、
新宿御苑近くにスペースをお借りして、
スタートさせます。
定員は5名ですので、 希望者は早速ご予約希望のご連絡を下さい。
さらに3月21日(水)春分の日 13時30分~ 北区の“北とぴあ”飛鳥ホールにて 尊厳死協会主催の講演会に、 訪問医師鈴木央先生とともに、
≪次世代への贈り物・リビングウィル≫と称して 私、近藤和子も講師を務めさせていただきます。
詳細はまた、ご案内させていただきます。
戌年の今年。 犬も歩けば、棒にあたるで、一生懸命身を尽くして、 声かけ、問いかけ、説いかけていきます。
きっと何かの幸運の棒にゆきあたるだろうと願いつつ、
新年のスタートを切ります。
本年もどうぞ皆様ご指導ご鞭撻、ご支援を宜しくお願い致します。
近藤和子
追伸
記事掲載のお知らせ ・2015年9月号医学書院”訪問看護と介護”の掲載記事、
≪看取りのドゥーラがもつ誕生と死をみとおす視線≫が英訳され、 2017/12/23 International Journal of Palliative Nursing 2017 23:12, 612-619に掲載されました。
”A holistic view from birth to the end of life: end-of-life doulas and new developments in end-of-life care in the West” Rieko Kishi Fukuzawa and Kazuko Takenaga Kondo International Journal of Palliative Nursing 2017 23:12, 612-619