新型コロナの影響もあってか?
キャンセルが重なり、
結果として少人数の参加者とはなりましたが、
とはいえ今回も有益な情報がたくさん語られました。
訪問看護師の方と、
ケアマネとして介護保険制度スタート以来就労してこられた方。
参加者の具体的な経歴は違いますが、
それぞれ、
介護保険制度スタートからの
有料老人ホーム、グループホーム、
小規模多機能、サ高住(高齢者ケアサービス付きマンション)、
在宅訪問ケアといったサービス業態の変遷を体験しており、
仕事上のご苦労話などにも互いに共感し合えました。
共通する言葉や、
興味深いポイントがありました。
そのなかからふたつご紹介しますと、
「80代はまだ若いと感じる」
「これからは、クオリティ・オブ・デス(QOD)が
問われる時代ではないか?」
というものがありました。
つまり、
以前は80代で亡くなる方を
「大往生ですね」
という感覚でとらえていたけれど、
いまや90代でも
「元気になるためのオペや治療できるところを手配する」
という感覚になり、
つまり「80代ではまだお若い」と感じる、
という言葉。
そして
高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が大事と教育され、
それを目標に仕事してきたけど、
これからはQOD(クオリティ・オブ・デス)の大事さを感じる。
死に方のレッスンというか?
という話題が出て、
皆でうなずき合いました。
そして、ご苦労の多かった中で、
少ないけれど、特にやりがいを感じた「看取り体験話」も
貴重なお話でした。
こうしたご体験は、ご本人の希望次第では、
みんなのMITORI研究会の「最幸の看取り事例」として、
投稿していただくことをお願いしましたので、
いずれ、皆さんにもご紹介できるかもしれません。
折に触れて、
ホームページの看取り事例のコーナーを、
チェックしてみてください。
人はいつか必ず亡くなるものだし、
ケアする人をケアする役割が、
まちがいなく必要とされているのです。
ご一緒にお考えいただき、
ぜひあなたのお知恵も貸していただけたら嬉しいです。
というわけで
次回以降の看取りのドゥーラワークショップは
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2020年 2月28日(金)、
3月6日(金)、13日(金)、20日(金)、27日(金)
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に開催します。
どこかで、
夕方18時に新宿御苑前に来られる日程はありませんか?
少人数制ですのでぜひお早めにご予約ください。
お待ちしています!
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