もうすぐ2月14日。
そう、「バレンタインデー」ですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は
2021年2月6日(土)、7日(日)に
オンラインで開催された、
を、
会長の秋下雅弘先生(東京大学大学院医学系研究科加齢医学教授)と、
副会長の宮尾益理子先生(アットホーム表参道クリニック副院長)、
おふたりの先生に勧められて受講(オンライン視聴)してみました。
一般の方にとっては、
「性差医学・医療」
は聞きなれない言葉かもしれません。
性差医療は
「横断的な総合医学であり、
臓器別診療とは経糸、横糸の関係にある」
「性差の機序、病態、その意味を男性、
女性の双方向から研究することにより、
疾患の予防と治療の新しい戦略、
介護予防国民のQOLの向上のための新しい戦略の開発が期待される」
(ホームページより引用:http://jagsm14.umin.jp/)
という、
素晴らしい趣旨の学術分野です。
研究発表の内容は、
男性は心臓血管病の発症率と死亡率が高いけれど、
女性は骨粗しょう症、骨折、転倒、認知症の発症率が高いこと。
100歳まで生きられる確率は、
女性は80%で男性は20%であること。
認知症予防に欠かせない要素としての
「人とのつながり」の重要性。
女性は「お友達を大切にする」
男性は「奥さんを大切にする」
ことが有効であると判明していること。
・・・などなど、
興味深いことの連続です。
プログラム構成も盛りだくさんで、
生命の”卵子・精子~終末期~百寿者~生命倫理 ”に至るまで、
各学会を牽引しておられる錚々たる医師や研究者による、
広い視野の専門的な情報が短時間で一度に得られる、
きわめて効率の良い、お得な学会だと気づきました。
特に、
私が試聴してみて「必見だ」と思ったのは、
①循環器医療のダイバーシティー (オンデマンド有)
②女性医療の多様性を理解するために(オンデマンド有)
③百寿者研究と性差(オンデマンド有)
④シンポジュウム1少子化の理由とその対策(オンデマンド有)
⑤サルコペニアとフレイル(オンデマンド有)
⑥診察技術と問診と漢方薬の使い方~三黄瀉心湯を軸に(ライブのみ)
⑦高齢者の栄養管理ー性差の視点で考える(ライブのみ)
⑧これからの質の高い医療・標準化と多様性(オンデマインド有)
⑨シンポジュウム4 老年医学の重要課題とその性差
です。
集会自体は2月6日/7日で終了していますが、
オンデマンド配信を視聴される方のために2/28正午まで
新規登録ができます。
Live配信したセッションのオンデマンドの視聴期間は、
2021年2月15日(月)~28日(日)です。
参加費等、詳しくはこちらのウェブサイトをご覧ください。
私も見逃した講演をこれからオンデマンドで視聴しようと思っています。
緊急事態宣言が解除されたあとも、
オンライン化の波は増しこそすれ、なくなることはないでしょう。
オンライン受講に慣れる意味でも、是非、トライなさってみてください。
おすすめ情報でした。
ハッピーバレンタイン!
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