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執筆者の写真近藤和子

いよいよ今週末開催! 第8回看取り新時代実践報告会


いよいよ2023年11月26日(日)13時より、

東大構内会議室において「第8回看取り新時代実践報告会」を開催いたします。


今回は30名の方にご参加いただける運びとなりました。

誠にありがとうございます。


「みんなのMITORI研究会」は、在宅医療における「在宅看取り」をサポートすることを目的としています。


国民の希望を満たす在宅医療元年とされる1986年から、今日までの在宅医療推進施策の多くの情報や2000年の介護保険制度のスタートにおいて、私の経験と知見は深化してまいりました。


「地域在宅医療・訪問医師・訪問看護師」の推進施策には長い年月をかけ、改善されてきていますが、「看取り」における課題は依然として山積しているのが実情です。


介護保険制度の始まりの2000年前後、私は嫁ぎ先での介護問題に直面し、義父が「畳の上で死にたい」と言う、その願いをかなえようとしました。まさにその時、「在宅医療」に取り組んで、乗り切ろうとしましたが、残念ながら失敗し、 離婚を経験しました。


そして「2025年問題」が自分事になりました。「何とかしないといけない」と気づいた時点で、その気づきを行動に移すのには10年以上もかかりました。


「在宅医療」には「看取りのドゥーラ」が必要だと確信しています。


「看取りのドゥーラ」とは 死にゆく人に寄り添う経験豊かな人のことで、国に資格や許可を求める必要はありません。


「生と死のケアは一見対極に見えるが、統合・包括できるものだ」という世界各地の看護師たちの長いキャリアから生まれたknowledge(叡智)による「気づき」だからです。


私の介護経験から得た気づきは、在宅医療には「看取りのドゥーラ」が不可欠だということ。しかも、【長い人生経験が全て役立つ、誰にでもできる高齢者向けの仕事になるはずだ】と考えました。これらの気づきを行動に移そうと、2015年以来、看護の仲間や「看取りのドゥーラ」に必要な情報や専門家を求め、試行錯誤してきました。


私自身も素晴らしい「看取りのドゥーラ」になりたいと願っています。


多種多用な専門家の方々に助言を仰ぎ、一緒に仕事をする中で素晴らしい専門職の方々と出会うことができました。そして出会ってきた専門家の方々を、私ひとりだけが知っているのはもったいない。


情報をシェアし、お互いが知り合えたらもっと良い関係性が築けると信じています。そこで本研究会では、看取りに関わる様々な専門家の方々の生の声を聞き、現場の実情と課題を共有し労い、お互いの極意を公開しあうことをとおして、看取りを支える人材の輩出と質の向上を目指していきます。

第8回目となる今回は、奥 真也先生をお招きし、なぜいま「看取り新時代」なのかをお話しいただきます。新しい医療のかたちとしての「在宅看取り」のあり方について示唆に富んだお話がうかがえると思います。実践報告や意見交換を通じて、それぞれが願う看取りの姿を、ご一緒に考えましょう。


みんなのMITORI研究会 代表 近藤和子



■基本的な方針について

・本研究会はスポンサー等なく、何らかの入会等の勧誘も一切ございません。仕事上の緊急連絡や途中退場も可能です。

・看取りに関心のある方ならどなたでも、資格に関係なくご参加いただけます。

・今後、3か月に一回くらいの頻度で開催していく予定です。内容はみんなのMITORI研究会のブログで随時ご紹介しますので、ご確認ください。

・いつからでも参加いただけますし、ご興味のある部分のみのご参加も歓迎いたします。

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