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執筆者の写真近藤和子

事例を読んで「大変良かった」83%







近藤和子です。




いつも

「小さな灯台プロジェクト」

への応援ありがとうございます。




私がいま取り組んでいる、

「小さな灯台プロジェクト」

というのは、



簡単にいうと、

尊厳死協会ならではの意思決定支援情報サイトをつくろう!

という活動です。





今年ずっと準備をしてきて、

今、ようやく(先日ご案内した)テストサイトが出来上がった段階です。

そして年内には一般公開を開始できる予定です。




なぜこのようなサイトをつくりたかったのかというと、

一番大きいのは、尊厳死協会にたまっていた「体験談」の存在です。



いえ、

正確に言うと、「体験談」がたまっていたのではなく、

尊厳死協会が長年実施してきた「ご遺族アンケート」のデータが、

長年蓄積されてきているわけです。




この「ご遺族アンケート」には選択式の回答のほかに、

自由にご記入いただく欄があり、

こちらに尊厳死協会の会員様のさまざまな実体験と思いが語られています。



それをあらためて読みなおしてみると、

どれも実際に看取りを体験された方の、

リアルな声です。



リビング・ウイルがどう生かされたのか

(あるいは残念ながら生かされなかったのか)。

葛藤も悲しみも感謝も、

本当にさまざまなおひとりおひとりの体験が、

一通、また一通とたくわえられてきたのです。



これは貴重な「体験談」に違いないし、

受け継ぐべきメッセージでもあります。

これからの社会が必要とする「看取りのエピソード」です。

だからいまこのデータに光をあてて、

社会に役立てられる形で生かしてみたいと思いました。



ご許可をいただいて、

情報の交通整理をしてオープンにすれば、

きっとこれから看取りを経験することになる方々に、

参考にしてもらえるはずだからです。



そのようなわけで、

読み直したり、

分析したり、・・・調整を繰り返して、

ようやく84事例(看取りのエピソード)を準備し、

テストサイトの公開にこぎつけることができました。




■「大変良かった」83%




皆さまにも先日、テストサイトへの

アンケートへのご協力をいただきまして、

ほんとうにありがとうございます。



みんなのMITORI研究会からは、

今のところ56名余の皆様のご協力をいただいています。




そして回答者全体の83%が、

「事例を読んで大変良かった」としていただけました。




予想した以上に良い反応が得られて、

おおきな手ごたえを感じています。




また、

「SNSを活用したほうがよい」など、

貴重なご意見も頂戴することができました。



今後も引き続き、皆さまからいただいた意見もとりいれながら、

ますますこのウェブサイトが広く世の中の目にとまるようにしていきたいです。



さらに、

看取りのエピソードを読めるだけではなく、

病院選びの参考にもしていただけるように、

リビング・ウイルを理解し受け入れに積極的な医師のリスト(リビング・ウイル受容協力医師のリスト)を、

誰にでも閲覧できるようにしていきます。



そのためには、

受容協力医師を増やしていく活動とも連動していくことになるので、

こちらも今後の大きなテーマとなりそうです。



■テストサイトについて



テストサイトですが、現在も公開中で、

アンケートも引き続き、

12月10日まで実施中です。



”みんなのMITORI研究会”の読者の皆様には、

改良のプロセスも含めてご覧いただき、

引き続きご意見やご感想をお寄せいただきたいと思っています。



ぜひ再度、ご覧になってください。



まだの方はアンケートにもぜひ、ご協力ください!



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特設ウェブサイトURL https://songenshi-kyokai.or.jp/lighthouse


現在2021年12月10日までは限定公開のため、

サイトの閲覧には

ユーザー名jsdd 

とパスワード202109 

が必要です。


---



どうぞよろしくお願いいたします。






参考:ご遺族アンケートとは



尊厳死協会にはこれまで、ご遺族にご記入のご協力をいただいてきた「ご遺族アンケート」があります。(現在の書式になった2016年~2020年の総数は3763件)」があります。こうした地道な情報の蓄積にもあらたな光をあて、貴重な情報として社会に還元したいと思います。






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