看取りとリビング・ウイルをテーマに執筆した、
近藤和子の記事が、月刊社会保険12月号に掲載されました。
月刊社会保険は
一般社団法人全国社会保険協会連合会が発行する業界誌です。
「Well-Being イキキル社会をめざす」という連続誌面企画があり、
その第8回として今回、
「看取りは最期の希望 看取る人と看取られる人の思いをつなぐ」
というタイトルで執筆をさせていただきました。
内容を簡単にご説明すると・・・
人が看取られる場所は、
古くは自宅が多かったのですが、
高度経済成長期をむかえると、その多くが病院に移りました。
ところが、
高齢化がすすみ、医療費縮小が叫ばれるようになり、
さらにコロナ感染症の影響もあって、
介護施設や在宅での看取りが増えてきています。
こうした社会背景をみながら、
安心できる在宅医療や在宅看取りのありかたを模索しましょう、
ということと、それにはリビング・ウイルが欠かせないこと。
もうひとつは、
わたしが看取りのDoulaと呼んでいる、
真に本人に寄り添えるキーパーソンの存在が重要ということです。
看取りのDoulaが、
人生の最終段階を穏やかに過ごせるために、
とても重要な役割をもっていることや、
どのような人が、看取りのDoulaであるべきかを、
具体的に説明しています。
このような執筆の機会を与えられて嬉しいです。
親の看取りにしても、
自分自身の最期のことについても、
少しずつ考える機会が増えてきた方も多いと思います。
あなたらしい最期について考えることは、
きっと苦痛や不安を減らしてくれるはずです。
私も、
看取りのDoulaとして率先垂範して、
まだまだ発信をつづけたいと思います。
Comments