今日(6/1)は、私の73歳の誕生日です。
たくさんのギフトをいただき、
嬉しい在宅時間を過ごしています。
そこで、おすすめ情報をひとつ。
八月の鯨(1987年 米国映画 )という好きな映画があります。
年老い、未亡人となった姉妹の、
海辺の別荘での日々の暮らしが淡々と描かれた傑作です。
ある日、
鯨が来た時に見えるように、
家に大きな窓をつくろうという妹に、
頑なに皮肉な表情しか見せない姉。
『いまさら。どのくらい生きるかわからないのに、無駄・・。』
『今だからこそ。これからを愉しめるように・・・』
あなたはどちら派ですか?
私たち団塊世代も、
いよいよ75歳の高齢期に突入しつつあります。
(高齢者の定義は見直され、
2017年1月5日、日本老年学会と日本老年医学会が
「高齢者」の定義を「75歳以上」にすべきとする提言を発表しました)
病気や5感覚・運動の障害など、
いろいろな不自由に出くわすたびに、
選択を迫られるようになりますね。
たとえ、明日、無駄になるとしても、
今できることがあれば精一杯したいと私は思います。
■電動リクライニングベッドのすすめ
私にとって、
思い切って電動リクライニングベッドを買ったのも、
ひとつの決心でした。
購入して、5年ほどになるのですが、
本当に良い買い物をしたと実感しています。
今でも毎晩横になるたびに、
「これにしてよかった」と声に出して言ってしまうくらいです。
喪失感で身体が思うように動かなくなったときも、
そこから回復して、運動が習慣になってからの休息にも、
心身ともに充実して、リラックスして過ごす時間にも、
電動リクライニングベッドはその都度、
最適な助けになってくれています。
「電動リクライニングベッド」と聞くと、
介護のときだけのものと思われるかもしれません。
でも介護に良いものって、
そもそも人間の身体に良いものです。
背もたれが持ち上がり(背起こし)、
足も持ち上がります。
いうまでもなく、
この背もたれと足の角度は、
手元のボタンで自由に変えられますから、
やってみると非常にリラックスできる姿勢になります。
さらに、
ベッド自体の高さも変えられるのですが、
これがとても便利です。
ベッドに横になるときに自分にあった高さに変えられるし、
普段は低くしておけば、
お部屋の圧迫感がありません。
一番よさを実感するのは、
最高に起き上がりが楽になることです。
これだけでも素晴らしい機能です。
夜中にトイレに起きる時など、
不安と不自由を感じないですみますから。
足を上げることができるのも気持ちがよく、、
足のむくみや、顔のむくみが就眠中にとれます。
(この効果は、正直期待以上です。)
就寝のためだけでなく、
背もたれを上げることでソファがわりになるので、
まるで自分のあたらしい居場所のようになります。
夜中や早朝、早く目覚めた時、
居ながらにして座位を取れるので、
読書や書き物等ができます。
今やこのベッドこそが老いの暮らしの私の友と、
子どもたちに自慢しまくっています。
電動リクライニングベッドについて、
具体的に調べたい人のために少しだけ製品名も挙げておきます。
私が今実際に使っているのは、
FranceBed(フランスベッド)の
GRANMAX(グランマックス)というシリーズのもの。
寝心地がよく、おすすめです。
同じコンセプトのベッドを、
パラマウントベッドで探すなら、
『INTIME 1000』シリーズというのがあります。
もちろん、
いまどきはリクライニング機能のある格安の寝具も多くあると思いますが、
やはり一度は上記のレベルのベッドを体験してみることをおすすめします。
また、
「まだ」はやいとか、「もう」遅いとか思わずに、
こればかりは体験してみないと伝わりきらないと思うので、
一度はぜひショールームなどで試してみてください。
ご一緒に情報をシェアしながら、
上手に歳を重ねたいですね!
これからもよろしくお願いします。
תגובות