近藤です。
来年の抱負を決めました。
2020年は、
以下のように新年の羅針盤をかかげて、
皆さまのお役に立っていきたいと思います。
2020年、
みんなのMITORI研究会のテーマは、
「看取りについて、もっと語り合いましょう!」
です。
今話題の人生会議やACP、リビングウイル、終活・・・も、
根っこは同じです。
今から語り合い、
準備しておこうということですから。
たとえば、
病院で最期までみてくれるはず・・と思っていても、
「治療は尽くしました。
退院していただきたいのです。
これからどうなさいますか?」
と問われる日が来ます。 誰にでも、
看取り期は訪れるのです。
だからいま、看取りをタブーにせず、
語り合う時間をもつことが第一歩です。
そこで、その手段として、
みんなのMITORI研究会は、
①「看取りのドゥーラ ワークショップ」で、看取りについて語り合う体験を共有します。
②「セミナー開催」をして、専門家から話を聞いて学びを深めます。
③「看取りカフェ」も続け、わかりあえるメンバーの関係性を維持することでネットワークづくりをします。
この3つの活動をしていきます。
特に、
来月から私がファシリテーターとなって主宰する
では、
「語り合い」
を最大の目的にします。
来年のテーマを最も体現できる活動になるはずです。
そこで今日は簡単に、
看取りのドゥーラワークショップの、
具体的な流れをご案内します。
看取りのドゥーラワークショップは、
毎回、5名から8名くらいの参加人数を想定しています。
ファシリテーターは私(近藤)です。
まず前半は、
私から看取り経験にもとづく事例をご紹介します。
それから後半に、
参加者ご自身からも、
看取りに関する体験やお考えなどのお話をうかがいたいと思います。
この語り合いが、ワークショップのメインになります。
このとき、他の参加者は、
批評批判なく、聞いていただくことをルールとします。
(否定しない、先回りしない、途中で割り込まない。)
「特に語り合うことが無い」、
と思われることもあるかもしれませんが、
たとえば、
・看取り体験のある方は、その経験について。
・まだそうした経験のない方も、身近な人の看取りにに備えて知りたいことなどを。
・あるいは、自分はどう看取られたいのか、ご希望を。
そのようなお話を少しでも、 シェアし合えたらいいと思います。 語り合いの価値は、体験していただくしかありませんが、 看取りの経験や、思いを語り合うことにより、 看取りのドゥーラのあるべき姿や役立て方も、 明確になっていくはずです。 なにより、 ご自身の気持ちの再確認や、グリーフケアになりますし、 周りの方の体験からあたらしいアイデアを得られるかもしれません。
「だれもがだれかの看取りのドゥーラになれる」
その確信に近づけると思います。
そして締めくくりに、
アンケート(匿名でも結構です。)にて、
どんな気づきと発見があったかを書いていただいて終了します。
「ダイバーシティ」や「多様性」といったキーワードが多く聞かれた今年ですが、
ライフイベント(人生経験、特に大切な人を亡くする経験)への対応も変化しています。
まだまだ「看取り」について積極的に語り合える場は、
少ないと思います。
さまざまな人々との対話と影響の中での、
新しい気づきを経験してみてください。
あなたのご参加をお待ちしています!
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