去る
2016年12月24日(土)午後2時~4時に、
みんなのMITORI研究会
あかるい読書会 第2回目を実施しました。
(選定図書:「日本で老いて死ぬということ」朝日新聞出版)
当日はクリスマスイブ。
クリスマスにちなんだ和菓子とハーブティーで
懇談のひと時を持ちました。
参加者は6名。
第1章生きがいの喪失と回復の部分を
代表の近藤が担当しました。
「生きがいの喪失と回復」
というテーマにまず共感しました。
ケア職にとっては、
どんなご病気かということと同時に、
ご本人やご家族がいかにして生きがいを保てるかどうかが、
重要なことです。
生きがいの回復が、
病気の回復に影響があること、
そして家族の介護力を左右する
大事な要因になっていることを
広く知っていただける良きガイドに、
この本はなっていると思いました。
発表後は参加者それぞれの
体験談を語り合いました。
なかでも参加者Oさんには、
自らのがん闘病を経て至った、
リビングウィルをシェアしていただきましたが、
これも貴重な学びの情報となりました。
リビングウィルは、
言うは易く、行うは難し
の代表例みたいなものです。
こうして実践者から見せていただくことで
とても良いお手本に触れる機会になりました。
また、参加者のOさんは、
実は「看取りの家」のようなものをつくりたいとか、
「看取り専門看護師」になりたいという夢をもっておられることも語られ、
参加者の皆さんも賛同し、励まし合いました。
こうして、
参加者のみなさんがそれぞれ体験してきた、
あるいは今体験しているご家族の看取り経験などを語り合い、
次回からの各章の分担と日程の予定を立てて終えました。
まだまだ読書会は始まったばかり。
いよいよ次章から在宅死についての
リアルな想いが語られることでしょう。
これからも月に1回というペースで出会い、
語りあい、深め合いながら、
参加者それぞれの生きがいとこれからの仕事や
生き方の糧になるような繋がりが持てる
あかるい読書会を目指したいものです。
というわけで
今年のみんなのMITORI研究会は、
以下の3つの活動を予定しています。
①毎月第3土曜日(原則)の読書会の継続運営
②選定図書の作者をお招きしての講演会
③さらに今年は11月に、在宅看取りの事例発表会を主催します。
詳細はこのブログなどを通して行います。
ご案内をお待ちください。
このブログの発信によって、
皆様とのつながりの維持に心がけたいと思います。
いつでも、なんとなくつながっていて、
いざ!という時は力を発揮しあえる仲間に育ちますように。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。