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2020年後半のテーマは、再起・再生

執筆者の写真: 近藤和子近藤和子





今、皆さんにおススメしたい映画が二つあります。



ひとつは

「夜が明けるまで」


もうひとつは

「チェサピーク海岸」

です。




皆さん、暑中お見舞い申し上げます。

コロナで大変な時期かと思います。




私も講演依頼等が軒並みキャンセルとなり、

さながら失業状態です。




「みんなのMITORI研究会」の目玉企画としてあたためていた、

5周年記念シンポジウムも、中止せざるをえませんでした。

東京大学伊藤国際学術会議ホールの予約もすませていたというのに残念です。




今年後半のテーマは、

どうやら再起・再生に決まりです。

人生のリハビリですね。




昔々、

看護学生時代に、



『リハビリテーション科とは人生の再構築を企る場』



なのだと、大先輩に教わりました。



ネットでも調べてみると、

なるほどリハビリテーション(英語: rehabilitation)とは、


「身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、

各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程である」


といいます(Wikipedia)。




思えばこの半年は、

あたらしい情報サービスとの出会いの期間でもありました。

ZOOMもHuluも、Netflixも、使ってみて初めて良さが分かります。



特にNetflixを一番視聴しました。



私が気に入って観たのは、



①崖っぷちレストラン

(倒産寸前の世界中のレストランを2人のエキスパートが再生・再起させる。)


②クイア・アイ 外見も内側も素敵に改造

(どん底まで、堕落した生活の個人を5人の専門家たちが1週間で改造・再起させる。)


③KONMARI

(お片付けの名人近藤真理恵さんが、米国の多様な人種家族のゴミ屋敷化した家のかたずけを指南し、家族を再生させる。)


④ドリーム・ウェディング 幸せをプロデュース!

(過酷な運命、苦労を重ねたカップルに、3人のエキスパートが夢のサプライズ結婚式を提案して人生を蘇生させるリアリティ番組。)


など。



どれも一流のエンターテイメントであると同時に、

根底には「救済」「復活」「再生」が、

共通して流れていることがわかります。




私の好みでもあり、

タイミングの良いコンセプトでもあり、

人間を引き付ける普遍的なテーマでもありますよね。




そして、

中でも特に厳選しておすすめしたい映画、ドラマが、

冒頭の2本です。




「夜が明けるまで」は、

団塊世代には懐かしい、

憧れの名優、ジェーンフォンダとロバートレッドフォードが、

高齢になった容姿そのままに自然体で演技。



私たち世代の生き方モデルだったジェーンフォンダが、

見事に高齢期の私たちへ新しい生活提案をしているかのようです。




「チェサピーク海岸」は、

家族のために休みもとらず必死に働いて出世も財も成し、

5人の子どもたちを何不自由なく育てあげたのに定年を前に家族は崩壊。

その家族の再生へのプロセスが丁寧に、シビアにリアルに描かれています。

人生課題のあらゆることがつまっており、シナリオが見事なのです。




今私たちは、

あらゆる面で大きな転換をいやおうなく迫られています。



これも自然の摂理ならば逃れることはできませんが、

むしろ自らこの時期を再起・再生のリハビリ期間と考えて、

思索を深めたいと思います。




夏の終わりに、何か、

新しい自分をご報告できますように。



皆様の夏も、

豊かなリハビリテーションに恵まれますように。




追伸


人間関係を含めて具体的な相談が必要になったときのために、

メールによる「書く」カウンセリング、



お問い合わせは無料ですので、

ご質問などお気軽にお寄せください。

あなたのよりよい選択のお手伝いができれば幸いです。




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