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近藤和子

第8回在宅医療の勉強会を開催しました


近藤和子です。

おかげさまで 2017年11月4日(土)午後1時~ 看取り・新時代 第8回在宅医療の勉強会を開催、完了しました。

定員100名様のなか112名の参加ご希望をいただき、 当日の参加率は80%を超える盛況でした。

ご参加の皆様、ほんとうにありがとうございました。

今回も、多様な参加者が集まっていただけました。

医療者(医師+看護師+介護関係者)も 企業人も行政人も退職後の一般市民もNPO法人活動の方々も・・・ いろいろな立場の方々が同じ席について、 同じ情報に向き合う「場」つくりを目指しています。

医療課題を広く浸透させていくためにも、 専門の枠をこえてシェアすることも大切ですよね。

これまでも、 フォーラムとか、シンポジュウムとか、講演会とか、 名称は様々ながら、小児科学から産科学(更年期問題) 老年医学等、それこそ、人の生涯の健康課題をテーマに、 試行錯誤を重ねてきました。

今回は、在宅医療って何?  どんな人が取り組んでいるの? という内容を中心テーマにしました。

気をつけた点は、 一般市民向けですので、難しい専門用語や、 専門職種ならではの業界用語が理解の壁とならないように、 工夫したつもりです。

今回の鈴木央先生の ご講話のわかりやすさは群を抜いていました。

アンケートでも理解度100%、 お話しの構成・事例をビデオ映像で紹介された工夫も 声のトーンに、テンポも聞きやすかったと思います。

お父様の代から2代目という長年の実践在宅医師として、 非医療者である生活者・ご家族と患者さんとの対話によって 修練されてこられたであろう歴史を感じました。

「在宅医療」は、これから重要なあたらしい分野。

在宅医療を目指す医師の数はまだまだ少なく、 鈴木先生はこの分野の貴重な指導者のおひとりです。

また、 看護やケア職も、 もっと一般の市民に理解していただくために、 啓発情報を発信していかなければならないと感じています。

そこで 今回ご登壇いただいた若松九二子さんですが、 「癌性疼痛看護認定看護師」という これまたあたらしい分野を開拓しておられる方です。

今、一般市民の皆様に、 「ケア」にはどういう価値があるのか? 理解して共感していただく必要性を痛感しています。

若松九二子さんの発表は、 今の訪問看護師、介護・ヘルパー、等々あらゆるケア職の人々の 看取り体験を代理・代弁してくださった、素晴らしい発表でした。

看取りの前後に家族はどんな思いをし、

どのような作業に追われるのかをテーマにした

竹永さんの発表も「見える化」に役立ったと思います。

良き音楽家・演奏者は良き市民、聴衆が育てると言われます。

良きケア職は、良き市民によって育てられるのだと実感しています。

私たちケア職は、今の時代にあった表現を求めて努力しています。

どうか、

これからもみんなのMITORI研究会を、 多様なケア職が勇気を持って、様々な表現方法で、

≪ケアの見える化≫にチャレンジする場と捉え、 その良き聴衆、良き教育者になって下さい。

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